くうねるググる みるつづる 9月7日版
今週のお題は「実践は理論に勝る」です。
先日来のお医者かよい(めったにないです、わたし)で想ったこと、ぼやきもふくめてつづります。少々、長いです。
8月末に捻挫で傷めた右足を、かばって歩くこと10日ほど、こんどは腰の筋肉がこわばって腰痛発症・・・これが自分でこころあたりある、腰の痛みの原因です。右足だけ簡易的なギプス(シーネと呼ぶそうです)を使うことになっていたので、これでさらに不自然な歩き方になったのだとおもいます。
いまどきあたりまえですが、診察室の先生ですが、パソコン入力が大事なお仕事のひとつのようです。丸椅子にすわったわたし(患者)とは90度向きで、デスクのPCのキーボード操作が終始つづきます。(入力中は質問NGです。かわりに待機中の看護師さんが答えてくれます。)
先生の最初の質問「どうしました?」につづき、わたしはいまの症状を考えながら痛くなった経緯をはなしだすと、すかさず「そんなことは聞いていない。いまどこが痛むのか?」と遮られました。
どうも、わたしは先生の質問に的確に返答できていなかったようで、まずは叱られました。
続いて腰のレントゲン撮影です。(わたし:打ったわけではないので、なんにも映りませんよ)
つづくレントゲン画像判断ですが、年齢なりの脊椎軟骨の減りを指摘されました。(わたし:当然です、知ってます。でもこの10日間では、そう減ってないとおもいます)
簡単な触診のあと、腰のコルセットをすすめられました。(わたし:腰はたぶん筋肉痛!)
この時点でわたしは「あぁ、しまった・・・なにも伝わっていない」
先生は捻挫したこと無いのか!?(無くてもいいのですが)とまでおもってしまう始末です。
わたしが先生に訴えたかったことを簡単にいえば、以下のこと。
「このギプスはもう使えない。腰のほうが大事です。なにか他の方法はありませんか?」です。
でてきた処方箋ですが、腰の痛みどめ飲み薬と湿布薬でした。(もらうのやめました)
からだの何処かをかばえば、ほかの何処かに無理がいく・・・ということをみんな経験的に知っているとおもいます。「かなり腫れるし、2週間ぐらいは歩きにくいよ、きっと」とか「ほかのとこ、痛くなるかもよ・・・」とか、仲間の捻挫経験者から聞いていました。
いま現在の結果論ですが、昨日の診察はわたしの気休め以外のなにものでもなかったようにおもえています。今朝起きたら、右足の見た目の巾がほぼ左足にちかくなっていて、聞いていたとおりまさに2週目にしてすいぶん良くなっています。腰の筋肉痛もここ3日ほど、我流のストレットでやり過ごしています。すべて「日にち薬」ですね。
(先生もじつはそうおもって応対されるのかもしれません・・・・実際のところ)
ちなみに 子供のころ、おなかが痛いと訴えて、白衣のお医者さんにぐぐっと押してもらうと、それだけでなぜか治ってしまったこと、いまでも覚えています。「診てもらった感」で安心したのでしょうかね。
なにごとも「体験してはじめて実感にかわる」ということです。
今回の例は、”はじめての捻挫”ですがもっとひろい意味での教訓として
「小さく失敗して、大きな挫折を回避する」と置き換えたいとおもいます。
では、また来週!