プット=保険
質問です。「上がってうれしいもの」って、なんでしょう?
割とすぐ出てきますよね。たとえば、お給料。
営業成績、そうそう、株!も上がるとうれしいですよね。
では、「下がってうれしいもの」なにか、思いつきますか?
最近では、消費税?でしょうか・・・。
株取引でも、空売りは値が下がることに期待してエントリーします。
「高く売って、安く買い戻す」=空売り
プットは、下がれば利益!
オプション取引のプットは、下がれば利益になります。
たとえば、1万円で買った日経平均先物ラージが、ある日、値を下げ始めました。
「500円までの損は我慢するとして、9500円を割ってくることにはなんとか対処したい」
「それならいま、50円のプット9500を1枚買っておこう・・・さきに5万円が必要だが、仮に先物が9000円まで下落したとしても、満期日には9500円で決済できるのだから」
さて、ここで「仮説をたてる」です。昨日、書きました。
今回、満期時点での先物価格が損益を決めることになります。プット9500購入代金▲5万円はどれも共通です。(必要経費・・・みたいな感じです)
仮説1.先物価格10000円で終了→▲5万円
仮説2.先物価格 9500円で終了→▲5万円+先物下落分-500x1000=▲55万円
仮説3.先物価格 9300円で終了→▲5万円+先物下落分-700x1000+プット利益200x1000=▲55万円
プット=保険
下落のさなか、仮説1で終わってくれればラッキーですね。でも注目ポイントは、仮説2と3です。先物価格に200円の差があるのに、結果は▲55万で固定されています。プットは、こんなふうに「保険」のように機能するものです。
ちなみに今回トレードの損益分岐点は、10050円です。
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わたしはここから始めました。ご参考に!
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