「仮説」をたてる
仮説をたてる
・・・あす以降、相場は動くのではないだろうか?
本日 7月30日(火)ですが、なんの日か・・・ご存知ですか?
ヒントは「黒田総裁」です。(きょうもライブで会見中がありました)
答えは、米連邦公開市場委員会(FOMC)開催日です。米国現地時間で7月30日(火)~31日(水)なので、日本は30日の夜中以降です。年8回開催されます。
アメリカの政策金利が決定・発表される会合ということで注目を集めています。国内のメインのニュース番組でもトピックにあがるほどですから、日本の金利政策ひいては経済全般にも影響あり・・・というわけです。
「あす31日のFOMC発表を控えて商いは様子見・・・」とか、よく聞きますよね。
3つの可能性
明日以降の相場の先行きについて、可能性を考えます。
1.米国利下げ実施が決定され、さらに追加利下げも示唆される→上昇
2.今回の米国利下げ幅は想定範囲内、期待はすでに折込み済み→下落
3.FOMCは米国金利のことなので、日本の株式市場は無反応→動かず
当然ですが、この3通りです。これが「仮説をたてる」です。
しかし実際のところ「予断をゆるさない」の表現がぴったりです。予想は難しいです。あすの相場の上げ下げは、誰にもわかりません。
まとめ
「予想」は「裁量」にほぼ近いです。「自分の考え」なので「ひとつだけ」です。
「別案のない予想」ではなく、目の前にあるできごとをいろんな方向から観て出てきた「複数の仮説」を書き上げてみる。これをもとに最終的に「決断」する。
そして、たてた仮説が正しいかどうかは、後日にしかわかりません。今回の判断が少々ずれていたとしたら、その失敗をもとにたてた仮説を修正すればいいのです。つぎのトレードに活かすということです。
この作業の繰り返しが、失敗のリスクを減らすことにつながります。