季節は繰り返す・・・相場も?
こんにちは。おぷちょん!です。
本日、日経225先物が急騰です。あすは、9月SQの取引最終日です。
売り方の巻き戻し?はたまた本格上昇入りか?ようやくメリハリがでてきましたね。
きょうは、昨年9月の取引履歴を紹介します。わたしの最初のオプション取引です。
昨年の9月初旬と、今年の今現在、とても状況が似ています。
過去取引ですが、今あえて書いてみようとおもいます。
下の取引履歴は、2018年9月SQ満期通過の日経225先物のカバードコールです。
ところで、カバードコール!ってなに?
プット買い+先物の買い+コール売り です。
①:相場が上昇すると見込んで先物(ラージ1枚またはmini10枚)買います。
②:先物が下がってしまった時のためにプットを1枚買います。(先物価格になるべく近いもの)運悪く、ここの隙間にSQ値がはいると別途、損がでます。
③:②で買ったプットより少し上のコールを1枚売ります。(オプションコストを抑えるためのもの)ここが利食いラインになります。
損益はどんなふうになるのか?
②と③の行使価格の差額(たとえば125円とか250円とか)x1000円 が、先物から発生する想定利益額です。さらに、プット買い(支払い)ーコール売り(受取)の差額が満期精算されます。ふつうはプット買いのほうが高いので、支払いが発生します。
自分の予想に逆行(下落)したらプット買いとコール売りの差額だけが損失となります。下の図がそのときの損益図です。
オプションのコスト(買いー売り)は、30000円ですね。30000円損して終わるか、予想があたれば、125000-30000=¥95000 の利益です。
結果、SQに向かって上昇し95000円が利益で終了しました。
ちょうどそのころ台風21号が列島に上陸、震度7の北海道地震がつづいておこり(この出来事はひとつまえの記事でかきました)国内の先物市場で「買い」でエントリーする気分ではほとんどなかったことを覚えています。少なくとも私は・・です。
まったく初めてのオプショントレードだったことと、こんなネガティブな雰囲気のときに、日経平均(=先物ですが)が上がるとはおもえなかったのです。
でも、その週の金曜日がメジャーSQで、確たる根拠はないが、このあと上昇するのではないか?
という感覚だけで、覚えたてのスプレッド、「プット買い+先物買い+コール売り」をどきどきしながら夜間取引で約定させました。
・・・いまなら気づくのですが、わたしのネガティブな気分(国内のこまった状況、台風襲来、地震発生)など、なんの関係もなかったのですね。
「いったいミンナ、なにをみて売買するのか?」
そのことについては、また次回、書こうとおもっています。では、また!